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 Manufacturing in China / 海外生産

中国での生産


21世紀に入り、「製品受注数の10〜15%を海外の工場で生産する」という計画を立てました。その後、工場の開拓や技術指導に時間をかけ、2001年秋に中国での生産がスタートしました。
    商品の市場価格が低下していくなかで、国内生産だけでは価格競争に勝ち残ることは困難な時代です。低コストを要求されるデザイン分野も増えてきたこともあり、国内に比べ各コストを抑えることができる中国での生産に踏み切りました。
    現在は、3つの工場で主に婦人服インナーとショーツの生産を行っています。

 工場紹介 
工場 1 ▼2社目は福井県と友好提携を結んでいる中国浙江省紹興市にあるA工場です。この工場は社員が約150名で、主にTシャツ、インナーウェアーを生産しています。インナーウェアーの生産に対し弊社の設備を貸し出しています。 工場 3
▲1社は中国上海市郊外にあるE工場です。この工場は浦東新空港と上海市内の中間-空港から約30分という便利な所に立地しています。社員は約300名で、主にブラジャー、ショーツ、インナーウェアーを生産しており、ミシンのほとんどは日本製で最新の設備を備えています。 工場 2 ▲最後に、中国浙江省東陽市にあるS工場があります。ここは社員が約400名で、主にブラジャー、ショーツを生産しています。中国国内で中高級品の販売も行っていて、現在は「ISO 9002」の取得に力を入れています。

 中国の裁断現場 
資材棚 
▲生地などの資材置き場は、素材、品番、色ごとに
見やすく取り出しやすいように整理されています。

生地の延反作業は、すべて人の手で行います。二人が生地の両端を持ち、左右に往復させながら生地を積み重ねていきます。

▼裁断作業は、自動裁断機のような最新設備は無く、バンドナイフ(手動裁断機)とローラーカッター(レースの裁断時に使用)で行われています。

将来は自動裁断機やCAD(日本メーカー)の導入を考え、より良い商品作りを目指しています。
 中国の裁断現場 
中国の工場では最新のミシンを導入し、平均年齢27歳の女性達が実労1日10時間以上に及ぶ作業を行っています。
    よりよい商品を作るため、新しい製品を生産する前には必ず、弊社から技術指導者が現地に赴き、技術指導、品質指導にあたります。
 中国の検査現場 
中国での検査作業は、日本同様1枚ずつ 検針機を通して折れ針や異物の混入を に防いでいます。

 

 
    また縫製現場から仕上がってきた製品の寸法や糸残し、
    キズ、色ムラなど、全てにおいて厳しくチェックしています。

最良の商品を作るためには裁断、縫製、検査すべての技術レベルの向上は元より、国民性の違いによる認知レベルの差や言葉の違いを克服し、意思の伝達能力を高めていくことが、これからのさらなる課題になっていくと思われます。

 

▲マックス;亀井工場長
 釘と金づちは、スイッチを入れるとひとりでに動き出すものではありません。そして、誰でも扱うことができるけど、熟練の大工さんのようにすばやく、しかも正確に打つことはできません。同じように、ミシンも「機械」ではなく「道具」なのです。最新の設備であれば、最高品質の製品が仕上ってくるというわけではなく、あくまでも「人の手と技術」が必要です。そんな想いで、日頃技術指導をさせてもらっています。
 この工場で培われた熟練者たちの技術を、若い世代の人たちが受け継いでいってほしいと願っています。
 

「低コストの海外生産」の時代に想う・・・


▲マックス春日工場;西井工場長
   海外は投資力が高いため、設備はどんどん新しくなってきています。そのうち技術的レベルにおいても、日本国内生産品との差は小さくなっていくと考えています。
 国内産の生き残りの道は、小ロットでも受注できる体勢を整えることと、なによりも、高品質の上に成り立つ「高級感」です。
 私は、道具(ミシン)を「知る」ことに真摯でありたいと願い、常に自らも製品の縫製をしています。それで初めて人に指導ができると思っています。
 各パーツが正確であるということは、物づくりの原点です。各セクションでの確かな技術が、一つでも欠けることがあれば、良い製品は生まれません。

     

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