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 The Sawing Section / 技の縫製セクション

  マックス春日工場
▲マックス春日
    エフティアパレル株式会社の縫製を担っているのは、関連会社「マックス」、「マックス春日」の2つの縫製工場で、福井市より東へ約26km離れた大野市にあります。

     これらの工場では、年間約120万枚を計9班(1班10〜15人)体制で縫製しており、海外生産ではまだ追いつけない技術と経験で、レースを何枚も接ぎ合わせたものや、凝ったデザインのもの等を1枚1枚丁寧に作り上げています。

 
     海外での生産 縫製会社【Tiner】(中国浙江省)
 縫製前の準備 
型紙と縫製仕様書 縫製の工程は、CADセクションより送られてくる「縫製仕様書」に従って計画されます。「縫製仕様書」には、縫製の順番、ミシンの機種、ミシン目のピッチ、縫製時の注意事項、ラベルなどの取付位置などが詳しく記されています。 新しい製品の生産に入る前に、工場長は他の全ラインとのコーディネ−トを図りながら生産管理セクションと納期などを検討します。そして「縫製仕様書」に基づいて、新しいラインの縫製に使用するミシンのレイアウト(フロアーでの配置)を決めていきます。
裁断品 2
裁断品 1 <裁断品のパターンチェック>

まず、裁断されたパーツと型紙(パターン)とに差がないかを確認します。これは、裁断後に縮みが生じていないか、縫製時に必要なノッチ(目印となる1mm程の切り込み)が入っているか、サイズに間違いはないかなどをチェックするためです。

これを怠ると、規格通りに製品が仕上がらず「寸法不良品」の原因となるので、欠かすことのできない工程です。


 縫製の工程について 
 肩をつなぐ

<二本針オーバーロックミシン>

 主に肩や脇、袖付けなどのパーツとパーツをつなぎあわせる際に多く使用されるミシンで、生地端のほつれ防止と直線縫いが同時にでき、生地の伸縮にも対応します。

オーバーロックミシン
 

 衿ぐり、アームホールのバインダー

<二本針バインダ―ミシン>

 共生地、または異素材のバイアステ―プで、生地端をくるみながら折りたたんで縫っていくミシンです。衿まわりや袖口まわりなど伸びが必要な部分に多く使われます。

 テープの仕上がり巾は0.6〜2.5cmの範囲で設定できますが、この部分はデザインの一部でもあるため、狭くするほうがよりカーブに沿って綺麗な仕上がりとなります。

 両脇縫い

 肩接ぎと同様にオ―バ―ロックミシンを使用します。左脇の指定の位置には品質表示ネーム(洗濯表示、組成表示が記入されているもの)を同時に縫い込みます。

4 裾始末

 生地によって違いますが、電線の入りやすいものやカ―ルしやすい生地は、前もって裾の生地端にロックミシンをかけておきます。(二本針オーバーロックミシン)

<平二本針ミシン>

 裾や袖口の始末によく使うミシンで、生地端を規定の巾に折り返しながら縫っていきます。

  5 補強

<カン止めミシン>

 縫い合わせた両パーツの生地端がほつれないように、また着用時や着脱の際、無理がかかる部分を補強するためのミシンで、縦横に密集した縫い目を作ります。

 
 

 レース付け

<千鳥ミシン>

 生地にレースをのせるデザインのものには、千鳥ミシン(ジグザグミシン)を使用します。そのほとんどが伸縮性のある生地を使用するインナーやランジェリーには欠かせないミシンで、その縫い目は上下左右に強度を持ち生地の伸縮に対応します。また、複雑なレースの凹凸に従って縫い進むため、レースの美しさが損なわれることなく仕上がります。

 
     サイズラベル付け

 購入された方があとから取り外しやすいように、ミシン目を粗くして指定の位置に縫い付けます。


 検査工程について 
 

縫製が終わると、全ての製品を検査します。ここでは、CADセクションより送られてくる「製品規格書」の規格寸法通りに製品が仕上がっているかを、実際に測定して確認します。

また製品にキズや汚れがないか、糸切れはしていないかなど、細部にわたって検査します。ここで発見された不良品は縫製セクションに戻されます。この検査工程が、縫製の品質を決める最後の役割を果たしています。

 品質向上への取り組み 
  <マスコット運動について>

 この2つの工場では製品の品質向上のため、「マスコット運動」を取り入れています。これは、全社員を幾つかの班に分け、各班で品質向上につながる意見や提案を出し合い、目標を設定するというものです。その目標達成に向かって班全体で行動し、達成されると、また新たに次の目標を掲げて前進します。

 この運動により、社員1人1人が「品質」ということを意識するようになったばかりでなく、社員同志のコミュニケーションをはかるうえでも、貴重なものになっています。
       
     海外での生産 縫製会社【Tiner】(中国浙江省)

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